ああ！おおいたにかえりてえ

だいぶ前から「PSP買って～～～」と訴えていた息子

テレビ、PS、DS、漫画、携帯、インターネット
暇さえあればこのうちのどれかに夢中になっちょんのに
この上アイテム増やしていつ勉強するんな！
受験生やろうが！


家庭がこんな状態です。
なんも考えなくていいそういうものに夢中になって
いろいろ考えんようにしたい気持ちもわかる。

生まれてこの方、努力やらやる気やらと無縁やった息子
決してうまれつきのおバカではなく
どこのどの子もそうだけど
やればなんでもできるという可能性をいっぱいもっておるのに無駄にする。

かつての自分もそうやった
自分で気づくまでなんぼゆっても無駄でしょう。

それでも母はあきらめんぞ

気づくきっかけを与えるチャンスを虎視眈々と、、、という表現は
間違っていますが、狙ってきました。


あの手この手でPSPをねだる息子
自分の持ってるゲーム売った金で買うならいい？


だから、、、、そういう問題じゃないっちゅうのがわからんか？
PSP買っても時間決めてやって、勉強もちゃんとするんならいいよって
言ってるんだけど、そういうルールは守れるの守れないの？

「買ったらあかんゆうことやねんな！！もうええわ！！いらんわ！」


さあ、これまでもず～っとこういう結果に終わってました。
それでも、まあ、何かの折に約束を一応して
買ってあげて、約束守れず、、の繰り返し。

私仕事中だったんです。
だって「やばし！」の状態だったんだから。

でもここは、これで終わらせたら絶対いけないと思い
リビングへ逃げた息子をおいかけました。


「PSPもいらんが勉強もせんということなんやね？」
「あーいらんし勉強もせえへん」
「ふ～ん、、、それで？これからも欲しいものあっても努力せず
手に入れなくてすまして生きていく？」
「・・・・・」
「あんな、１ヶ月でいいけんやってみよ。毎日１時間でもいいけん
漢字を１０字づつ覚えるとかでもいいし、英単語をひとつ覚えるとかでもいいし
簡単なことでもいいけん１ヶ月習慣になるようにしてみよ。
ほしたらな、ゲーム売ったりせんでも買ってやるけん。
１ヶ月でいいけん自分を試してみよえ。
あんた、これではいけんと思ってるんやろ？でもどうしたらできるんか
約束してもできないんやないかっち不安なんやろ？」
「うん」
「１ヶ月でいいんで。簡単なことだけでもいいんで。とにかくつづけてやってる姿を
ママに見せてみよ。何にどう取り組んでいいんかわからんなら
塾の先生に相談していいんで。１ヶ月続けたら変わるよ～～どげえ？」
「うん」


まず寄り添っておいてえさを吊るす


翌日
帰宅してみると机にむかっちょんし。
おまけに忙しい母のために茶碗を洗ってくれ、
夕飯の下ごしらえまでしてくれた。
湯のはってない風呂場にはだかでいっても
あ～もう！しゃーないシャワーでいいしと
いつもならキレてる場面でキレないし。


さあ、まだ１日です
息子のチャレンジを続かせるには
まだまだ声かけが必要です。
様子を見てはにっこりほほえむこともします。


ここで、何かをみつけられるかどうか
正念場です。
生まれて初めてのやる気

おこったばかりの火を消さないようにしなければ