2010年02月22日

チャイケモ

昨日はホテルの大人の文化祭片付けの後
小児がんのQOLについて考えるシンポジウムに参加してきた。

大人の文化祭の収益金を寄付する
NPO法人チャイルドケモハウス主催のシンポジウムです。

コーディネーターがいて、医療センターの先生方が数人並んで
それぞれの立場でのお話。


小児がんの治療中、数か月から1年以上の入院中
こどもはそこで「暮らす」わけです。
見守る親は昔懐かしボンボンベッドを持ち込んで病院に寝泊まりします。

でも本来付き添いは不可というのが制度としてあり
病院側の人道的配慮でボンボンベッドが黙認されているという。

いまどき、もっとそういうことは整備されているんだろうと
思っていたけど、そうではないんですな~




明るく、的確に、冗談もまじえながら素晴らしい進行役をつとめていた
コーディネーターのTさんが、
最後方で自身のことを話していた。
「わたしもこどもを送って100か日が過ぎたとこなんですけどね、、、」



気づけば会場はこどもさんを亡くした方々がたくさんいらしたようです。




大きなけがも病気もせずこれまで成長させてもらえたことに
感謝せんとな~
胸につまるものを抱えて帰宅すると
散らかした部屋でたかだか高校受験の重圧に耐えられない息子のよわよわしい姿。
この子に関しては生きててくれさえすればいいと思いながら育ててきたが
ほんとはもっと生きたかった子のことを思うと
腹が立ってくる。


さあ今日もホテルの片付けや。



Posted by セロリ at 09:12│Comments(2)
この記事へのコメント
だから命が1番ですでも親の立場としては痛いぐらい分かります、だけどカンちゃん曰く頭が良すぎてん、心がきれい過ぎてん世の中渡ちいけんのちなしかだけど息子よ最大の努力は惜しむな、言うは安し行うはがたしか?
Posted by 長浜ん社長 at 2010年02月22日 14:25
長浜ん社長さま

行うは難しのことは山ほどありますね~
自分自身も何度もくじけてはのりこえたりのりこえられなかったり・・・
神経が細すぎてもわたっていけんでしょう?
もう少し強くなってくれるかしらん~
Posted by セロリ at 2010年02月22日 20:57
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